ナポリ3日目 ポンペイ遺跡
ナポリ中央駅からポンペイへは電車で40分。大型駐車場が整備されているので、ジョルノたちのように車で向かう人も多い。
初めてイタリアに来たときとてもびっくりした公共交通機関の汚さにもだいぶ慣れた pic.twitter.com/Za7FxtMB69
— Momo WATANABE 🇮🇹 (@mom0tomo) October 7, 2019
マリーナ門
アバッキオも「ガキの頃遠足で来たきりだな」と言っていたが、ドイツ・イタリアなどの学生たちが大勢遠足で来ていた。
ツアーや音声ガイドもあるがわたしはシンプルに入場チケットだけ買った。詳しい地図があるのでガイドなしでも十分楽しめる。
ポンペイ マリーナ門 pic.twitter.com/6OhOrvKQaH
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ジョルノ達が車から降りたあたりは入場改札内なので車は進入禁止だ。
入り口は複数あるがこのマリーナ門をくぐるのがおすすめ。手前に有人の改札があり無料の地図がもらえる。改札からまっすぐ進めばフォルムに着くので迷うこともない。
わたしは少しずれた道から入ったので、広いポンペイを一周することになった。
フォルム(公共広場)
ケンタウロス像がある広場を通り目的地の犬の床絵に向かう。この時点でしっかり道を選べばすぐに床絵の場所までいける。
その後1800年間
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当時の生活のままの姿で
土中に埋まっていたのはあまりにも有名 pic.twitter.com/OyyZgqKq8j
ジョルノたちもここを通って悲劇詩人の家に向かっている。
イルーゾォの鏡がしかけてあったのは悲劇詩人の家に向かうこの曲がり角だろう。しかし鏡に映ったフーゴの背景に写っていた白い柱はなかった。
こんなところに鏡が(ない) pic.twitter.com/Th4iHxEUqc
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イオニア式のそれらしい柱は、フォルムより手前の広場にある。
また作中で世界が鏡写しになっていることを明示していたゴミ箱も現在はデザインがだいぶ異なる。
悲劇詩人の家
悲劇詩人の家は、フーゴがいう通りマリーナ門を入ってすぐのフォルム(広場)から100mほどのところにある。 順当に周ればジョジョに出てくるスポットは所要時間30分程度で見て回ることも可能だ。
しかし方向音痴の上に外れた入り口から入ったわたしは相当な大回りをした。
地図出典:地球の歩き方A09 イタリア 2016−2017
悲劇詩人の家に辿り着く前に他の史跡をほとんど回ってしまったことになる。
とても楽しかったが、遺跡内には最初に通るフォルムを除いて水や食べ物を買う場所はないので、あらかじめ用意してたっぷり持って行った方がいい。わたしは水一本とパンしか持っていなかったので途中で行き倒れそうになった。
雨上がりの曇りの日でもけっこう日焼けしたし暑かったので、夏に行く方は熱中症に注意したほうがよさそうだ。
大変な苦労の末にあの場所へ(ふつうなら入り口から100m) pic.twitter.com/BvOyJwzuU8
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ちなみに悲劇詩人の家は保存のために周りをガラスで覆われている。
他にもいくつかガラス張りのスポットがあるが、ほとんどの遺跡はそのままあるいは立入禁止のロープが張ってあるだけだ。悲劇詩人の家も5部連載中は原作のようにロープが張られているだけだったのかもしれない。
ポンペイは見所がたくさんあり、ナポリからわざわざ電車で向かう有料施設なので1日かけてゆっくり回るのがおすすめだが、雨だったり時間がなかったりする人はジョルノ達が向かった最短ルートを通って目的地の床絵に向かうのがよいだろう。
おまけ
犬の床絵は悲劇詩人の家以外にもある。
あっちじゃない方の犬の床絵 pic.twitter.com/GMheBlCAvD
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悲劇詩人の家の床絵の文字は「猛犬に注意」的なことを書いているそうだ。