旅行記 | mom0tomo

旅の記録

ナポリ2日目 カプリ島

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翌日は雨とあって、カプリ島へのフェリーはけっこう揺れた。高速艇はもっと揺れるというから、船酔いに弱い人は気をつけた方がいいかもしれない。

フェリーの料金はナポリ発が18ユーロ、カプリ島初が12ユーロ。ナポリから1時間ほどで島に到着する。料金は時刻や季節によって変動がある。

フェリーより早い交通手段としては、サーレーの乗った高速船と水中翼船(半分水に潜るタイプの船らしい)がある。

船着場

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特になんということはない船着場
ボートを借りられるような店はない。大きな駐車場があるところとふつうのところが並んでおり、フェリーはどちらかの船着場から発着する。

フェリーに乗る

オフシーズンのためか発着本数が少なかったので、朝7:25発のフェリーに乗った。

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フェリー中央には屋内席がある
船の中にはエスプレッソやスナックを買えるバーがついている。値段は街中に比べてもそれほど高くない。エスプレッソ一杯1ユーロで飲んだ。

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朝日に輝くナポリの海

カプリ島の周りの海はひときわ鮮やかな群青で、曇りの日でもナポリから見る海とは全然色が違うのがわかる。島全体が白っぽい岩でできていてゴツゴツしている。

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カプリ島一周ツアーに参加した

マリーナ・グランデ

カプリ島唯一の船着場なのでたくさんのフェリーやボートが停泊している。また青の洞窟やカプリ島一周ツアーもこの港から出る。

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マリーナ・グランデ

付近にはレストランと土産物屋が並ぶ。サーレーが潜伏していたような監視小屋はない。

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マリーナ・グランデの土産物屋

アバッキオのいう通り老若男女の観光客だらけでサーレーを探すのはかなり難しそうだ。山がちで坂道沿いにホテルや家がある島なので、あまり大きな車は走っていない。

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大型トラックの駐車場
大型トラック用の駐車場は港の端にあり、ミスタとサーレーが乗ったトラックが走っていった道へと続いている。

青いタイルのトイレ

フニコラーレのチケットを買って島の上方に向かう。

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カプリ島のフニコラーレ乗り場

上には見晴らしがいい広場があるので多くの人がこのフニコラーレに乗る。

チケット売り場は一つしかなく、自動券売機はない。時間帯によっては長蛇の列ができるが、チケットは一種類しかないので意外と早く列はハケる。

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カプリ島のフニコラーレ

高台の駅前広場には地下レストラン街と共同トイレがある。

ポルポの遺産が隠してあったトイレのモデルがここだ。料金は0.5ユーロ。アニメとそっくりのブルーのタイルが美しい。

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画像出典:ジャンプコミックスDIGITAL ジョジョの奇妙な冒険 第5部 デジタルカラー版

こういう南ヨーロッパらしい鮮やかな色のタイルは街中でもよく見かけた。

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港の近くの共同トイレも鮮やかなブルー

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案内札もタイル

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てんとう虫と亀

カプリ島のねこ

カプリ島はねこが多い。

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レストラン街のねこ

カプリ島のねこは日本のねこに似ている。毛並みも色艶もよく、野良猫ではなく外飼いされているようだ。

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カ坂道のねこ

坂が多く人間には難儀な島だが、車もあまり通らず自然が豊かで外飼いのねこにはよさそうな街だ。

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白い石の壁に花が映える

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